高校受験が人生のターニングポイントだという友人がいました。

高校受験なんて、ほとんどの人が初めてのことで行って当たり前だと思っていたので、それを「チャンス」だなんて考えたことは微塵もありませんでした。

ターニングポイントと言うのは「巻き返せる時期」。つまり「転機」だということです。
普通は今までまともな生活をしてこなかったから、何か変われるチャンスを探しだせた時に使うものですが、どうして高校受験がターニングポイントなのかと言うと、その友人は、中学時代はいわゆる「不良」だったからなのです。

昔から「人に使われて働きたくない」と言う願望が強く、絶対に社長になるというのが口癖でした。「子供が普通に語る夢」だと受け取る人は多いでしょうが、彼は本気でした。

彼にとってはまさに高校受験が人生のターニングポイントとなり、中学校2年生の時にはほとんど学校に来ていなくて、来てもさぼったりしていた彼が、そこらの真面目に来ている生徒よりもいい成績を取るようになり、県内でも上のレベルの進学校へは進めないと判断したものの、中の中くらいの公立の高校にすんなり入ることができました。

頭がいい人なら普通に努力しなくても入れるレベルの高校なのですが、彼にとってはまさに快挙。高校ではなんと部活にも励み、昔の面影などさらさらなく、真面目に3年間高校に通い卒業。そして1度は東京へ行き、いろいろな遊びも学び、海外留学の道を目指したのです。

それから15年。今、地元で昔公言した通りに、「オーナー」になっています。自社ビルを立ち上げて。
会社の売上もそこそこ良く、順調なスタートを切って2年程経ちます。
少しずつ売り上げも伸びているようで、まさしくあの高校受験がなければ、今の彼はなかったのではないかと思います。